サスティナブルな社会へ向けて私たちが出来ること

自動車の製造には多くの資源とエネルギーを投入しなければならないことが分かりました。

では私たちには何が出来るのでしょうか?

 

どんどん豊かになり、便利な生活から後退することはもはや選択するのが難しくなっています。

しかし、過去に作られた資源は多くあり、有効活用することが最も大切です。

 

車の場合では、再利用することが大切です。

 

ここ最近では中古車市場の活性化していますので、上手に活用したいものです。

もっといい車にも乗りたいでしょう。

 

あなたの車を効率的に、高く売って、高品質な中古車を活用してみてはいかがでしょうか。

 

これもサスティナブルへの第一歩です。

 

マイカーを上手に売りたいなら?


電気自動車は正しいのか?

電気自動車の開発が盛んです。

CO2排出抑制が目的というのは誰でも理解できるかと思います。

COP21で「パリ協定」が成立したので、各国ごとの目標数値を定めたので、その目標に向け活動するといのは正当な理由と言えます。

世界の平均気温上昇を2度未満に抑えることが目標です。

なお、世界の平均気温上昇を1.5度に抑えることが、リスク削減に大きく貢献することにも言及しました。

 

電気自動車については、資源問題が解決できていない

電気自動車の製造には多くの資源を消費します。

バッテリー、モータ、インバーター・・・

バッテリーは現在の技術レベルでは、エネルギー密度が低すぎるため、多くの地球上の有用な資源を消費すること、信頼性、コストが見合わないことから、これまで日本ではトヨタ自動車などが商品化になかなか踏み切れないでいたのです。

現時点での現実解としてハイブリッド、燃料電池自動車の技術を将来に向け、積み上げてきたのです。

電気自動車の需要が急増することが予想された結果、現在主流のLIB(リチウムイオンバッテリー)では資源の問題が顕著となってきました。

コバルトの供給不安

先日アップルがアフリカのコバルトを買い占めるというニュースが駆け巡りましたが、既に資源争奪戦は開始されています。

コバルトが過去18カ月で価格が3倍に高騰しました。

そこで、自動車メーカーがコバルトのサプライヤーに多大な圧力をかけるなど動き出しました。

BMWとフルクスワーゲンも年契約を結ぼうとしているし、他の自動車メーカーもコバルトの価格に注視しているなど、投機筋の影響もあってか、安定価格を乱す動向となってきました。

 

自動車メーカーがコバルトのサプライヤーにプレッシャーをかけています。

欧米自動車メーカーはすでに、コバルトのサプライヤーに複数年契約を申し出ています。

他の自動車メーカーもコバルトの価格に注視しながら、囲い込みをかけることは必至でしょう。

リチウムの供給不安

さらに、リチウムの資源についても、中国のEV急伸、テスラのギガファクトリーの稼動のため、リチウム需要が急拡大してきました。

これまでリチウムは、塩湖かん水から採取でしたが、需要急増には追い付けず、高価なスポジュメンというリシア鉱石によるリチウムにシフトされつつあります。

スポジュメンから摂ったリチウムを、電池用の炭酸リチウムに精製する会社は中国に集中しています。

中国では電池向けリチウムの需要急増のため、リチウム市況が高騰してしまいました。

スポジュメン鉱石はリチウム含有量が低いので精製に手間がかかり、かん水と比べるとコスト高です。

一方のかん水も、塩湖からの天日干しに時間とコストがかかるために生産量をアップできません。

さらに、かん水を、天日乾燥の代わりに、燃料で乾燥させれば生産量は上がるのですが、コスト高となり、割に合いません。

ボリビアに白羽の矢

日本の外務省のHPにも記載されていますが、ボリビアは、リチウム産業化によって貧困からの脱出を目論んでいます。

観光名所としても知られるウユニ塩湖には、世界のリチウム埋蔵量の約50%が存在すると言われており、世界が注目しています。

しかしまだ未開発です。

理由は、多国籍企業に自国の富を略奪されるのを避けたいとするエボ・モラレス大統領の考えからでです。

そのような観点で、多国籍企業の開発は難航するとみられています。

リチウム抽出には高度な技術が必要であり、日本企業も名乗りをあげました。

ただし塩湖の存在場所は、標高4300メートルと労働条件は劣悪で、生産性の向上は期待できないと考えられます。

需要面の期待値が高くても、資源供給の難易度があまりにも高いのです。

塩湖の湖水の面積を拡大することはできないため、ボトルネックになります。

このようにリチウム資源急増に対する、課題解決は八方ふさがりな状態で、解が無いです。

エネルギーを大量消費して無理やりリチウムイオン電池を生産するよりも、ガソリンを自動車の動力に直接使用したほうがトータルのエネルギーコストは安上がであり、それら電池材料の精錬のために多くのエネルギを投入する過程でCO2を排出することになっていることは矛盾だらけですね。

電気自動車は未成熟

電気自動車はゼロエミッションと言われており、皆がそちらにに向かっていますが疑問が残ります。

ものつくりは、資源~生産~使用~廃棄~再生までスルー見たときに、「持続可能か」をもう一度考え直すことが必要です。

電気自動車を効率よく動かすための新しい仕組みも必要である。

例えば素材革命。

超軽量で高強度な材料が必要である。

質量を現在の自動車の1/5程度にする、バッテリの電力密度を10倍にする。

そうすることで、航続距離は飛躍的に伸びます。

法規制の見直しも必要。

理由は、現在の衝突安全基準のままで、自動車を設計するとどうしても質量が増してしまうからです。

F1のようにお金をかければ軽量となりますが、それではコストが見合わず普及しません。

また、一人乗りの車を主体で電動車にする。

などなど、単に従来型のエンジン自動車を電動に置きかえるだけでは問題を解決ているとは言えないのである。